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執筆者の写真kumamoto prism

熊本県西原村教育長を訪問する


 本日、プリズム会員の高橋さん(西原村)のご縁もあり、甲斐会長、佐々木さん(西原村)、中山事務局長の4人で、西原村教育長の竹下良一先生(元西原村村立中学校校長、工学博士)をお訪ねしました。

西原村役場です

 第一には、熊本地震以降、西原村の子ども達が引きこもりや保健室登校などの増大(発達障がい児や情緒障がい児を含む)を踏まえ、教育長へハード面・ソフト面共に応援を頂きたいこと。(高橋さん)

 第二に、自分たちも「親の会」を立ち上げ、教育現場と保護者が一体となって、その支援にあたる体制を作って行きたいこと。(高橋さん、佐々木さん)

 第三に、「親の会」を作るにあたっての目標の一つに「ペアレント・プログラム」の導入によって、親と子どもの関係をうまく築けるようにして行きたいこと。(甲斐さん、佐々木さん)などを陳情致しました。

 竹下教育長からは、「親の会」の設立は重要なことなので、応援できることはしたいと回答されました。次いで、「ペアレント・プログラム」とは?との質問に、甲斐会長から、厚生労働省が推奨する事業として平成27年度から導入されたものであり、熊本県に予算が計上されていること。障がい児と親の親子関係ばかりでなく、一般の親子にも大いに役立つものであること。学校と支援事業所と家庭をつながりにおいて、おうち療育の重要性とともに、「支えられる側」の人世から、「支え手側」となって納税できること、それは親亡きあとの自立した一人の人間を育てるきっかけとすることを伝えられました。教育長は驚かれて、「それは新しい視点ですね。私も勉強になった。」との感想を頂きました。ほどよく意見交換も終わり、メンバー全員が笑顔で解散しました。

 西原村には、まだ多くの方が復興住宅での暮らしを余儀なくされています。優先的に公共的な機関(医療機関や福祉施設)、阿蘇へつながる道路工事が急ピッチで進み、やっと民間住宅の立て直しに、工事業者の手が回るようになってきたとのこと

被災地の早い復興を心から願っています。

復興を支える市場の一つ「萌の里」

復興住宅の一部文


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