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執筆者の写真kumamoto prism

第23回プリズム交流会 報告


 本日は、熊本県民交流館パレア会議室第6にて定期交流会を開催しました。参加者は11名。その後、西日本豪雨被災者支援のための街頭募金活動へ2名が加わり、総勢13名で行いました。

 今回は、代表の甲斐さんがご都合でお休みだったため、春山副代表ら常連メンバーに加え、3組の親子さん、初参加のお母さまも加わり、お互いの経験や最近のニュースなど、楽しい雰囲気の中で全員が共感しつつご自身の体験や思いを伝え合うセッションとなりました。

 特にお母さんらの子育て(子供の行動)の悩みに対して、中学2年の男子二人から、”子どもの立場”から”その行動”に対すると理由や「自分流のクールダウンの方法を身に着けることが必要」との助言に、お母さんらは食い入るように聞き入っていました。また、あるお母さまからは、子どもの大学進学など進路の悩みについては、社会人当事者から”仕事上の悩み”や体験談の説明もあって、大いなる学びの機会となったようです。

 私たちのグループは、大半がカミングアウトをしている方々で構成されています。R君(中2)によると、「小学校2年生の時に母親から自分が発達障がいであることを知らされた。この会に参加しているのは、もっと自分のことを知りたいと思ったからです。」の言葉の後に、「今からの時代は、自分たち世代が作っていくしかないからですね。」と締めくくった。全員から「すごーい!立派だね~。」と称賛と拍手に、彼の照れ笑いが印象に残りました。

手前中央の女の子は当事者ではありません。

 その後、11時半から12時半まで鶴屋百貨店(熊本市)前にて、西日本豪雨被災者支援のための街頭募金活動を開始。全員に写真撮影の許可を得る。そして、発達障がい当事者及び家族の会であることを表明しつつ、大声で募金のお願いを行った。警察へ届け出て許可を得た場所には、既に托鉢を行うお坊さんが立って居られたが直ぐに場所を譲って頂いた。

 また、近くの商店街アーケードでは、24時間テレビの募金活動が大々的に行われていたが、私たちの小さな活動にも、本日の12,963円と宇土市公開講座での140円の合計13,103円のご支援を頂くことができました。本当に感謝の言葉しかありません。

 この募金は、熊本難病・疾病団体協議会を通じ、日本難病・疾病団体協議会( http://nanbyo.jp/siryo/180719shien.pdf )の災害募金窓口へ送金することに致します。当事者及び家族による顔出し活動も昨年に続き2回目。勇気の輪が広がっていることを実感したところです。

文責:事務局 中山泰男

手前の女の子は当事者ではありません。おかあさんの御手伝いです。


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